戦国時代
大友氏遺跡|九州豊後のキリシタン大名・大友宗麟(義鎮)の盛衰

大友氏遺跡は大分県大分市にある国史跡。戦国時代に北部九州を支配した大友義鎮(宗麟)の館跡や庭園遺構です。周辺から出土した遺物とともに、戦国期豊後国のキリスト教文化や南蛮貿易の様子を伝えます。

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戦国時代
月山富田城|戦国時代の中国地方争奪戦。大内・尼子・毛利の三つ巴の戦い

月山富田城は島根県安来市にある国史跡。出雲を支配した尼子氏の居城で、戦国時代の山城の特徴を残しています。中国地方の覇権を巡って大内・尼子・毛利が争う主要な舞台になりました。

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鎌倉時代
北斗遺跡|擦文時代における道東釧路の集落

北斗遺跡は北海道釧路市にある国史跡。釧路湿原を臨む丘陵上に築かれた擦文文化期(鎌倉時代)の集落跡です。方形の縦穴を特徴とする住居跡がくぼみとして残り、ヨシ葺きの建屋が復元されています。捕獲したサケやオオワシを商品とし本州の人々と交易を行いました。

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鎌倉時代
田染荘|現代に残る鎌倉時代の荘園風景

田染荘は大分県豊後高田市にある重要文化的景観。現在まで残る鎌倉時代の荘園景観です。台地上の集落を囲うように田が広がり、田の区画は当時の痕跡を残しています。周辺には富貴寺や真木大堂など荘園ゆかりの寺院が建立されました。

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戦国時代
大内氏遺跡|「天下人の先駆け」大内義興。戦国時代西国の覇者が築いた館跡とは?

大内氏遺跡は山口県山口市にある国史跡。戦国時代に中国西部から九州北部を支配した大内氏の居館跡です。敷地内で見つかった枯山水庭園や池泉庭園の遺構は、当主・大内義興の栄華を彷彿とさせます。周辺の高嶺山や凌雲寺には城塞が築かれました。

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室町時代
常栄寺|西の京・山口で大内文化を堪能。歴代当主ゆかりの寺院を巡る。

常栄寺庭園は山口県山口市にある国史跡。室町時代に大内政弘の依頼によって雪舟が作庭した池泉回遊式の庭園です。周辺には瑠璃光寺や洞春寺、龍福寺など大内氏ゆかりの寺院が残っており、西日本に強大な勢力を誇った大内氏の歴史を辿ることができます。

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