後期難波宮|聖武天皇が再建した副都。藤原式家との奇妙な関係とは?新着!!
難波宮は大阪府大阪市にある国史跡。2層から成る遺跡で、上層は奈良時代に聖武天皇が築いた後期難波宮の遺構です。独立した大極殿院が特徴で、その中央には巨大な大極殿の基壇跡が復元されています。
宮跡庭園|平城京左京三条二坊にあった離宮庭園と長屋王の邸宅
宮跡庭園は奈良県奈良市にある特別史跡。平城京左京三条二坊六坪にあった離宮庭園の遺構です。奈良時代中期、小川の流路を活かしながら大規模な造成を行い、技巧を凝らした池泉式庭園が整備されました。同坊内では庭園のほか、奈良時代前半の左大臣・長屋王の邸宅跡も発見されています。
多胡碑|グンジを務める人々の想い【上野三碑を巡る Part3】
多胡碑は群馬県高崎市にある特別史跡。奈良時代に立てられた石碑です。碑文には、上野国多胡郡が711年に建郡された内容が記されており、奈良時代の郡司を務める人々の想いをうかがい知ることができます。
金井沢碑|コオリに住まう人々の想い【上野三碑を巡る Part2】
金井沢碑は群馬県高崎市にある特別史跡。奈良時代に立てられた石碑です。碑文には、上野国群馬郡の三家一族が仏の教えにより繁栄を祈る内容が記されており、奈良時代のコオリ(郡)に住まう人々の想いをうかがい知ることができます。
出雲国府跡|風土記に記された古代地方都市の景観
出雲国府跡は島根県出雲市にある国史跡。奈良時代に整備された政庁跡です。近くには出雲国山代郷遺跡郡や出雲国分寺跡なども立地しています。周辺の遺跡を辿っていけば、奈良時代における地方都市の様子を垣間見ることができます。
出雲大社|オオクニヌシ?オオアナムチ?古事記と風土記に隠された国譲りの真実。
出雲大社は島根県出雲市にある遺跡。オオクニヌシ(オオアナムチ)の神を祀り、古事記の国譲り神話とゆかりのある神社です。奈良時代に出雲大社の神職を務めた出雲国造一族は、風土記の編纂も行いました。
備中国分尼寺|国分寺が伝える吉備地方の古代景観
備中国分尼寺は岡山県総社市にある国史跡。奈良時代に建立された寺院跡です。金堂や講堂の礎石によって伽藍配置が明らかになりました。近くの備中国分寺(僧寺)とともに吉備地方の古代景観を形成しています。
讃岐国分寺|聖武天皇による国分寺の建立
讃岐国分寺は香川県高松市にある特別史跡。奈良時代に建立された寺院跡です。聖武天皇の詔により建立が開始しました。金堂礎石や七重塔礎石が残っており、発掘によって大規模な僧房跡が明らかとなっています。
西大寺|藤原仲麻呂に勝利した称徳天皇の御願寺
西大寺は奈良県奈良市にある国史跡。奈良時代に称徳天皇によって建立された寺院です。四王堂や東塔の遺構が残っています。奈良時代後期、藤原仲麻呂の乱の終息後に建立されました。
後期平城宮|聖武天皇のために築かれた平城京の王宮 Part2
平城宮跡は奈良県奈良市にある特別史跡・世界遺産。奈良時代の都・平安京の王宮跡です。東区では内裏跡や第二次大極殿の基壇が復元されています。この場所(後期平城宮)で奈良時代後半における聖武天皇の歴史は幕を閉じます。
前期平城宮|聖武天皇のために築かれた平城京の王宮 Part1
平城宮跡は奈良県奈良市にある特別史跡・世界遺産。奈良時代の都・平城京における王宮跡です。中央区では第一次大極殿や大極門が復元されています。この場所(前期平城宮)から奈良時代前半における聖武天皇の歴史が始まりました。
唐招提寺|南都六宗の寺院で学ぶ、奈良時代の仏教史【Part3 律宗】
唐招提寺は奈良県奈良市にある国史跡・世界遺産。奈良時代に鑑真によって創建された寺院です。創建時の金堂や講堂が現存しています。奈良時代の仏教史を物語る南都六宗の寺院です。
東大寺|南都六宗の寺院で学ぶ、奈良時代の仏教史【Part2 華厳宗】
東大寺は奈良県奈良市の国史跡・世界遺産。奈良時代に聖武天皇によって建立された寺院です。創建時の大仏殿は焼亡してしまいましたが、江戸時代に再建された大仏殿が残っています。奈良時代の仏教史を物語る南都六宗の寺院です。
薬師寺|南都六宗の寺院で学ぶ、奈良時代の仏教史【Part1 法相宗】
薬師寺は奈良県奈良市にある国史跡・世界遺産。奈良時代に藤原京から移転された寺院です。創建時の東塔が現存しており、白鳳伽藍で復元整備が進んでいます。奈良時代の仏教史を物語る南都六宗の寺院です。
日本建築|復元された古代建築を巡る【奈良時代編 Part2】
平城宮大極殿、薬師寺西塔、興福寺金堂などは現代になって建立された復元建物です。現代の研究水準や建築技術が取り入れられたことで、奈良時代当時の状態に最も近い状態で復元されました。奈良県奈良市内の復元建築を巡ることで、奈良時代の建築物の様子を見ていきます。
日本建築|古代の現存建築を巡る【奈良時代編 Part1】
薬師寺東塔、唐招提寺金堂、東大寺正倉院などは奈良時代に建立された現存建物です。修復・改良の度に当時最先端の建築技術が取り入れられたことで、現在まで存続することができました。奈良県奈良市内の現存建築を巡ることで、日本建築の様式を見ていきます。
船迫窯跡|地方の「瓦」生産の実態とは?豊前国を事例に。
船迫窯跡は福岡県築上郡にある国史跡。奈良時代の操業された瓦生産の工房・窯跡です。近傍には豊前国分寺や豊前国府があり、ここで生産された瓦が供給されたと見られています。
宇佐神宮|宇佐八幡宮神託事件の真相。道鏡は天皇位を狙っていたのか?
宇佐神宮(境内)は大分県宇佐市にある国史跡。古墳時代に創建された神社で、奈良時代に入ってから朝廷とのつながりが強くなりました。道鏡が引き起こした八幡宮神託事件ゆかりの場所です。
平城宮跡|大極殿・朱雀門・東院庭園と奈良時代の天皇たち
平城宮跡は奈良県奈良市にある特別史跡・世界遺産。奈良時代の王宮跡です。元明、聖武、称徳など代々の天皇がこの場所で政治を執り行いました。大極殿や朱雀門、東院庭園が復元され、奈良時代の空気を味わえる場所になっています。