室町時代
常栄寺|西の京・山口で大内文化を堪能。歴代当主ゆかりの寺院を巡る。

常栄寺庭園は山口県山口市にある国史跡。室町時代に大内政弘の依頼によって雪舟が作庭した池泉回遊式の庭園です。周辺には瑠璃光寺や洞春寺、龍福寺など大内氏ゆかりの寺院が残っており、西日本に強大な勢力を誇った大内氏の歴史を辿ることができます。

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平安時代
大宰府政庁跡|九州の一大政治拠点に見る、律令制の発展と衰退

太宰府政庁跡は福岡県太宰府市にある特別史跡。飛鳥時代から平安時代にかけて九州に置かれた統治機関の遺構です。奈良時代には荘厳な建物が立ち並んだ政庁も、平安時代に入って衰退を始め、現在の遺構のまま廃絶したと見られています。

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古墳時代
石人山古墳|筑紫君一族の墓、八女古墳群を歩く【Part1 広川群】

八女古墳群は福岡県八女市の国史跡。八女丘陵に築かれた石人山古墳や弘化谷古墳などから構成されます。古墳時代中・後期における筑紫君一族ゆかりの古墳群です。

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古墳時代
石塚山古墳|ヤマト王権による九州制圧。その中心人物・菟名手とは?

石塚山古墳は福岡県京都郡にある国史跡。古墳時代前期の前方後円墳です。7枚の三角縁神獣鏡や小札革綴冑の小札辺が出土しました。九州の豊前地方とヤマト王権との関係性を示す重要な古墳です。

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古墳時代
岩戸山古墳|雨降って地固まる?磐井の乱とヤマト王権の地方支配

岩戸山古墳は福岡県八女市にある国史跡。八女丘陵に築かれた古墳時代後期の前方後円墳です。石人石馬などの石製表飾が出土しました。継体天皇の時代に「磐井の乱」を起こした筑紫君磐井の墓だと言われています。

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古墳時代
免ヶ平古墳|川部・高森古墳群と三角縁神獣鏡 Part2

川部・高森古墳群は大分県宇佐市にある国史跡。古墳時代前期に築かれた免ヶ平古墳などから構成されています。出土した三角縁神獣鏡から、地方豪族宇佐氏とヤマト王権との強い関係性が示唆されます。

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弥生時代
吉武高木遺跡|福岡市博物館で見る、弥生時代の最古の王墓

吉武高木遺跡は福岡県福岡市にある国史跡。弥生時代中期の初頭に築かれた墓地跡です。銅剣、銅鏡、勾玉が出土した木棺にはこの地域の首長が埋葬されていたと見られ、「最古の王墓」とも呼ばれています。

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